コミュニティファンドとは、民間非営利組織(NPO)などが取り組む地域活動に対し、公的機関が資金面をサポートするためのファンド。具体的には、自治体や金融機関など官民連携の組織が、各地域の特性を考慮したファンドの組成を行い、疲弊した地域の再生を図る計画で、国土交通省が2011年度予算の概算要求に盛り込む方針。1ファンド当たり数億円規模を想定。欧米では、行政機関のみならず、地域の有力者や資産家によるファンドが地域活動を支えているが、官民連携としては日本では初の試みとなる。
「疲弊した地域 『コミュニティファンド』 で活性化−国交省が予算」 (2010/8/27:ブルームバーグ、当社バリューサーチ投資顧問の代表松野實がコメントしたニュース記事)