|
想定為替レートとは、企業が業績予想の前提として、自社で想定した為替レートのこと。実際の為替レートが想定レートから大きく差異が生じた場合、企業は想定為替レートを見直すともに、業績の上方修正、下方修正を行うことも多く、企業業績を左右する重要な要素の1つである。為替変動の影響度は輸出入の比率や為替予約などリスクヘッジの有無などによって異なる。想定レート以上の円高は外需中心の日本経済に与える影響が大きく、その動向は株式市場の需要な材料である。
「為替想定『140円』が4割 24年12月期、円安修正見込む」 (2024/2/20:日本経済新聞)
「主要企業 想定レート 円高に修正 ドル85〜90円 ユーロは110〜115円」 (2010/8/3:日本経済新聞)
「企業の想定為替レート、4割が1ドル=100円 民間調べ」 (2017/1/4:日本経済新聞)
◎関連ワード: 採算レート, 業績予想, 円高, 円安, 為替予約
|