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粗鋼とは、転炉や電気炉などで精錬され、圧延や鍛造など加工をしていない鋼のことであるが、最終的には自動車や電気製品などの耐久消費財や建築材料となることから、粗鋼生産量は景気の動向を示す指標となっている。また、一国の工業力を測る指標でもある。世界の粗鋼生産量については世界鉄鋼協会（ワールドスチール）が、また国内については日本鉄鋼連盟が発表しているが、その推移のついては株式市場でも注目されている。
「粗鋼生産量 11月5.1％増 中国が増加」 （2010/12/22：日本経済新聞）
「粗鋼生産、2ケタ減 1月10％ マイナスは5ヶ月連続 円高で輸出環境厳しく」 （2012/2/22：日本経済新聞）
「16年度の粗鋼生産量、3年ぶりプラス 経産省見通し」 （2016/12/7：日本経済新聞）
◎関連ワード： 鉄鉱石価格, 景気敏感株, 経済指標, 円高
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