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日銀は金融緩和策の1つとして、民間銀行から日本国債などの資産を買い入れて円資金を提供しているが、日銀の外債購入とは、その買い入れ対象を米国債など外貨建て債券まで広げること。外債を購入する際、為替市場で円を売って外貨を買うので、円安を誘導する効果があるとされる。2012年現在、日本経済は円高が長期化し、デフレ脱却の兆しが見えない中、日銀の外債購入に対して与野党とも賛成論が強くなっている。ただ、外債購入には日銀法の改正が必要という見解と、一方では現行法で可能という見方があり、議論になっている。
「日銀の外債購入 なぜ浮上 円売り介入と同じ効果」 (2012/10/3:日本経済新聞)
◎関連ワード: 日本銀行, 金融緩和政策, 国債, 為替介入, 円高, 円安, 脱デフレ対策
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