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QE3オープンエンド型とは、2012年9月に米FRBがFOMCで導入を決定した米国の量的緩和政策の第3弾のことで、FRBが市中のMBS(住宅ローン担保証券)を月額400億ドルで、少なくとも2015年半ばまで買い入れる政策のこと。市中の通過供給量を増やし、景気回復を図ることが目的。QE1、QE2には購入総額に上限を設けたことに対し、QE3ではインフレが抑制される限り、失業率が改善するまで無期限に購入する「オープンエンド型」であることが特徴。ゼロ金利政策やツイストオペも継続する。NGDP(名目GDP)ターゲット改善に向けた一歩とも言われる。
「FOMC:量的緩和第3弾、MBS無期限購入−時間軸も延長」 (2012/9/14:ブルームバーグ) ◎関連ワード: QE3, FRB, FOMC, インフレ目標, ツイストオペ, ゼロ金利政策, GDP, 完全失業率
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